ふるさと納税をやった結果、住民税がどれくらい減ったかを発表
マネー意識高い系の人はガンガンやってるふるさと納税。
"おトク"と言われるゆえんは、寄付金控除が適用され、翌年の住民税(もしくは所得税も)が減額されます。収入に対してどのくらい寄付すればおトクなのかも簡単にわかります。そして返礼品から寄付する自治体を自由に選べるので、単にネットショッピングをしているような感覚になります。
返礼品が豪華すぎて競争が激化し、意義が問われていますが、もとは地方へ税金を流すためにはじまった制度なので、効果あったってことですよね。とにかく、今後のふるさと納税のゆくえも気になるところ。
ワンストップ特例制度で確定申告不要!
2015年から、ワンストップ特例制度によって、以下の条件をすべて満たすと確定申告が不要になりました。
・もともと確定申告をする必要がない
・1年間の寄付先の自治体が5つ以内であること
・自治体へ申請書を提出していること
これはありがたい。
では、ワンストップ特例制度を利用してふるさと納税をしてみましょう。
わりと簡単なふるさと納税の流れ
■準備
寄付前の下準備として、まずポータルサイトに登録します。
ふるさとチョイスとさとふるが有名なので、どちらかで。私はふるさとチョイスを使ってる。
登録がおわったら、適正な寄付金限度額をシミュレーションします。どちらのサイトにもシミュレーション機能があるので、できれば源泉徴収票を用意して入力してみましょう。その方が詳細に計算できます。
算出された金額は、1年(1月~12月)の間にこれだけ寄付をすれば一番節税になるよ、という意味です。なのでもちろん越えてもOK。寄付ですから。
年収300万円台後半サラリーマンの私の場合、4万円が目安です。2017年は合計3万円寄付しました。
では、いよいよ寄付してみましょ〜。
1. 寄付先を選ぶ
これがいちばん時間がかかる。ポータルサイトから条件を絞って探しましょう。
私のお気に入りは米と肉。フルーツも欲しいけど、ひとり暮らしじゃ腐らせてしまいそうで。今年は災害も多いですが、被災地の自治体に返礼品なしで単純に寄付も出来ます。あとはカード払いできたほうが便利なので、「カード払い可」はいつも必須にしてます。
2. 「ワンストップ特例制度を利用する」項目をチェックして申込む
ふるさとチョイスの画面↓
寄付先を決めたら、必要事項をして申込みをしますが、そのときにワンストップ特例を利用するかを聞かれます。利用するをチェックして確定しましょう。万が一忘れても、自治体の窓口に連絡すれば、後日必要書類を送付して頂けます。
カード払いの場合、続けて支払いをします。Yahoo!公金支払い等のサービスと連動しているので、案内に沿って入力するだけ。支払いの手続きを一定期間しなければ、寄付の申込みが自動的にキャンセルになってしまいます。
3. ワンストップ特例申請書と寄付証明書(+礼状)が届く
たいてい返礼品が届くより先に、郵便で申請書と証明書が届きます。
証明書は、翌年中ぐらいは念のため保存しておきましょう。
申請書は記入例も同封されており、簡単に記入できます。記入した申請所とともに、マイナンバーカードのコピーを同封して返送すれば、手続きは完了です。
なお、この申請書は今年分であれば2019年1月10日必着です。12月に寄付した場合は気をつけて!
気になる翌年の住民税の金額はいくらに?
2017年の私のふるさと納税は、本当は4万円したかったんだけど、まだ生活がきびしめだった上にあまり計画的に寄付していなかったこともあって、3万円に終わりました。
この恩恵は翌年やってきます。寄付金控除のおかげで高い住民税が割引されます。
住民税は毎年6月~翌5月という区切りになっていて、前年の収入が反映されます。サラリーマンなら、毎年5月に今年の住民税はいくらですよ、という通知書を会社から受け取ります。
寄付する前の平成29年度の私のデータ。じゃーん
何度も言いますが年収300万円台後半です。給料は微増という感じで、1年間で大幅には変わっておりませぬ。
そして今年、平成30年度分。
きちんと寄付控除されたことが記載されてます↓
お〜、減ってる!12ヶ月に按分されるので月ごとで見ると2000円弱だけど、それでもちょっと嬉しい。
こんな感じでした。
余談だけど、この通知書の裏面には、CFP試験で出てきそうな税金の控除の話が書いてあります。勉強する前は意識もしてなかった。